【私の病気体験から学ぶべきこと】 私は十七歳の頃に、朝方の安静時であってさえも、血圧が二百三十に上昇し、顔色は黒紫色になっており、更に、顔一面に吹き出物ができており、十数ヶ所の病院に行き診察をして頂いたが、全く、原因や、どこの異常であるかがわからず、仕事にもならず、途方に暮れていたのです。そこで、ある病院に入院をしてみたが、原因や、どこの異常かがわからないのであるから、治療の方法を全く見つける事などなく、一ヵ月ほどにて、全く改善する事がなく退院をしたのです。 その後、約一年間に渡り仕事もせず、ブラブラと休んでいたのですが、このような事はいつまでもできないと考えたので、ある機会に、身体が治らないのならもう二度と戻らないと決心をし、福島県より、埼玉県の岩槻市に働きに行ったのです。 当時私は、大工職人として働いていたのですが、その時、電気工事屋さんが、ところであそこの薬屋は、人の顔の形や顔色を見て、性格や、どのような病気になっているのかわかるなどと、いいかげんな事を言っていると悪口を言っていたのです。その話しを聞いていた私は、もし、顔の形や、顔色を見て病気の事がわかるのなら、病気の原因や、どの薬を使用すれば改善するのかも、わかるはずであると理解し、岩槻市にある薬屋さんをすぐに尋ねて行ったのです。 早速、そこの薬剤師さんに会うと、なぜなのかわかりませんが、私の生まれた時の事から今日までの事、心のあり方は勿論、性格や身体の状態、顔の形や顔色のこと、更には、五臓六腑との関連や関係、漢方薬などの説明を、三時間ほどかけて、本当に詳しく説明をしてくれたのです。 その時私は、感激をし、嬉しくて、嬉しくて、驚くばかりであり、涙をこらえるのが大変であったと記憶をしています。なぜなら、物心が付いた頃から今日まで、悩みに悩んでいた病気や、心のことまでが、私が説明をもしていないにも係わらず、一瞬の間にわかる人が現実にいたのですから、しかも、医療器具など全く使用せず、それこそ、不思議なほど簡単と思える方法にて判断をしたのです。 ところで、私の病気は、ムーラダーラチャクラ、及び、スワディスターナチャクラと関係があるとされる腎臓系の機能が、正常に働かなくなっていたため、倦怠感が取れなくなり、更には、高血圧になり、血液も汚れていたので、顔色は黒紫色になり、吹き出物もできていたとの事であったのです。その他の臓器も、血液が正常でないため、様々な影響が出ていたようなのです。特に、心臓や、肝臓にも影響があったようなのです。また、マニプラチャクラに関係のある脾臓系も、正常に機能する状態ではなかったため、脾臓系に属する胃や、腸の機能も優れず、下痢や、便秘も繰り返していたようなのです。 チャクラが覚醒する順番には、特徴があり、働き過ぎている場所などから、覚醒すると言われているのです。この件は、例えば、胃が弱い方は、胃に関係する脾臓のチャクラとされるマニプラチャクラが、最初に活動が始まり、覚醒が始まると考えられるのです。従って、私の場合にも、ムーラダーラチャクラが、真先に活動を初め、次にマニプラチャクラの活動が始まり、それぞれ、覚醒が始まったものと思われるのです。チャクラの覚醒は、その方の働きすぎる特徴のある部分から、覚醒する事も、この事実から判明するようなのです。皆さんも、覚醒が始まるとすれば、特徴のある部分からと思っていると良いのではないでしょうか。 この病気の件は、医学の知識がある方ならわかりますが、現在の日本の医療の主流である西洋医学では、全く手の付けられない腎臓系の異常だったのです。ですから、涙が出るほど感激し喜んだのです。その薬剤師さんの指示通りに漢方薬を使用したところ、一週間後には顔色が良くなってきて、更に、顔にできていた吹き出物までも、まるで別人のように改善してきたのです。 その薬剤師さんに聞いたところ、私は長い間、薬剤師と漢方医をやっているが、皆さんのように重症な方は見たことがない。増してや、腎臓系の場合には、見方がわからない場合には、全く助ける事ができない病気であると言われたのです。また、この見方の方法は、望診と言い、人相学や、骨相学の一種であると説明をも受けたのです。そこで私は、自分自身でも望診や、人相学、骨相学などを勉強するようになっていったのです。よって、望診や、人相学、骨相学などは覚えていったのですが、しかし、望診や、人相学、骨相学などでは、私が薬剤師でもなく医師でもないので、病気の事はわかっているのですが、役には立たず、宝の持ち腐れになっていたのです。 その後私は、能力開発を目的に、リラックスをする事により、脳から出ると言われるアルファ波を、いつでも、すきな時に出したいと、呼吸法や瞑想を始めたのです。そして、現在の能力を持つようになったのです。もし私が、病気の経験がなかったのなら、現在のように能力者にもならなかったことであろうし、病気で苦しんでいる方々の内心など理解もできず、そして、見分ける事もできなかったはずなのです。ですから、病気も、大事な事を教えてくれる勉強の一つであると考えられるのです。 また、この件のように、例え、悪口の情報であったとしても、極少ないチャンスを生かし、素直に解釈しなければ、今日の私の姿はあり得なかったのです。なぜなら、私と同様の病気になったとすれば、人工透析を実施し、最終的には、廃人と同様になっていると考えられるのです。従って、どのような情報であっても大変大事なのです。それが人生の分岐点なのです。つまり、分かれ道なのかも知れないのです。 ですから、私が、病気などを改善させたり、癒したりする能力を持ち合わせている事を知った場合に、皆さんがどのような捕らえ方をするかによって、皆さんの人生自体が変わる事もあるのです。よって、自然な態度にて、他に発生している様々な事柄を、素直に捕らえることのできる心のあり方や、意識のあり方が大事なのです。 ところで私は、多くの方々を喜ばしたいと、ボランテアの意識や誠心で、この薬剤師の先生の所へ、勉強も兼ねながらであったが、病気で悩んでいる方々を連れて行ったり、私の住んでいる福島県に先生を招き、多くの方々を診て頂いたりしていたのです。ですから、このボランテアの意識や、誠心の事を考えると、私のアナハタチャクラにも、元々の性格としての特徴があったようなのです。よって、アナハタチャクラの場合には、他のチャクラに比較して、特別に、劇的なほどの覚醒体験があったのかも知れないのです。 この件でもわかるように、もし皆さんが、本当に病気から開放されたいのなら、そして、チャクラの覚醒や、クンダリニーの上昇を試みたいのなら、私の行為や、心のあり方を見習うと良いのではないでしょうか。ただし、あまりにも単純ではあるが、簡単なようで、簡単ではないので付け加えておきます。 |