気功治療などあらゆる療法に優る天啓気療・自律訓練法の方法について
病気を改善させるためには、最も手軽な方法として身体の力を抜く、つまり、リラックスする方法が最も優れているとされているのです。その方法として自律訓練法があるのです。知識がなくても、誰であっても、簡単にできる自律訓練法について記載しますので是非お役立て下さい。 また、瞑想の準備段階としても有効とされています。ただし、身体の力が抜け、リラックスしてくると緊張がほぐれ、更に、眠気も襲ってくるので、布団やベッドの上などにての訓練はさけ、畳の上などにて実施しする事をお薦め致します。 自律訓練を行うに際しての姿勢について。 @ あお向けになり寝る。 A 足先は、肩幅ぐらい開きまっすぐ伸ばしできるだけ力を抜く。 B 腕は手首辺りで、握りこぶし一つ分ぐらい身体から離し、手のひらは内側から上側向け、指は少し内側に曲げ力はできるだけを抜く。 実際に自分自身にて誘導する誘導方法について。 誘導に際しては、目を閉じて意識のみにて行えばより効果が上がるようです。 @ 右腕全体に何気なくさりげなく意識を集中していると、腕の力が抜けリラックスして、段々、段々重くなる。段々、段々重くなる。力が抜けて重くなる。 A 左腕全体に何気なくさりげなく意識を集中していると、腕の力が抜けリラックスして、段々、段々重くなる。段々、段々重くなる。力が抜けて重くなる。 B 右足全体に何気なくさりげなく意識を集中していると、足の力が抜けリラックスして、段々、段々重くなる。段々、段々重くなる。力が抜けて重くなる。 C 左足全体に何気なくさりげなく意識を集中していると、足の力が抜けリラックスして、段々、段々重くなる。段々、段々重くなる。力が抜けて重くなる。 D 両足裏に何気なくさりげなく意識を集中していると、段々、段々、力が抜けリラックスしてきます。次に、足裏から、足首、ふくらはぎ、ひざ、太股、腰と何気なくさりげなく意識すると、段々、段々、力が抜けてリラックスしてきます。更に、おなか、胸、首、額、頭と何気なくさりげなく意識すると、段々、段々、力が抜けリラックスしてきます。そしてやがては、段々、段々、重くなってきます。重くなる。重い。重い。重い。 E 右、手のひらにさりげなく意識を集中していると、ムズムズ、ピリピリするようになってきます。更に、意識を集中していると、暖かくなってくるのがわかります。暖かい。暖かい。暖かい。 F 左、手のひらにさりげなく意識を集中していると、ムズムズ、ピリピリするようになってきます。更に、意識を集中していると、暖かくなってくるのがわかります。暖かい。暖かい。暖かい。 G 両足裏にさりげなく意識を集中していると、足裏から、足首にかけて段々、段々と、ムズムズ、ピリピリするようになり。更に、意識を集中していると、暖かくなってくるのがわかります。暖かい。暖かい。暖かい。 H 全身にさりげなく意識を集中していると、何となく暖かくなる。暖かい。暖かい。暖かい。 I おなかにさりげなく意識を集中していると、本当に暖かくなる。暖かい。暖かい。暖かい。 J さりげなく額に意識を集中していると、涼しい感じがしてきます。やがて、本当に涼しくなる。本当に涼しくなる。涼しい。涼しい。涼しい。 以上十一項目を終了する頃には、緊張がほぐれてきて、リラックスした状態になるのです。リラックスしてくると脳波がアルファ波状態になるのです。 そこで、脳波がアルファ波の状態になったままで、自分の希望や願望を、力を入れずに心を鎮め、さりげなく意識すれば良いのです。脳波がアルファ波の状態で、希望や願望の成功イメージを思い浮かべますと、潜在意識に直接働きかけることができ、希望や願望が達成すると言われているのです。 ただし、自分の希望や願望は、常日頃十分すぎるほど意識上にあるはずですから、リラックスができ、力が抜けた状態になれば、十分緊張が取れ願望が達成できるものと思います。何度も、何度も、繰り返す事が大事なのです。継続は力なりと言われる所以ですから。是非実施する事をお勧め致します。 |