まえがき
実際のところ、この書籍を書き表すためには、多少の迷いと不安がありました。なぜ迷いと不安があったかと申しますと、現代は科学万能の時代であり、物質世界そのものであると多くの方々に信じられているからなのです。
そのような状況下において、様々な計器や科学的に実証できないものは、信用に値しないという教育をされてきた皆様方に、見えない事柄に対して理解を求める事は、無理があるのかも知れないのです。また、日本の医療は西洋医学が中心であり、[癒しのエネルギー][手かざしによる治療や癒し][チャクラの覚醒][クンダリニーの上昇]など、普段の生活状態では、全くと言ってよいほど馴染みのない言葉や名称であり、多くの皆様方に無理なく、理解や納得などをして頂けるかどうかが大変不安だったのです。
さらには、一部の新興宗教団体が過去に起こした数々の事件が存在し、現在もまた、善良な方々を騙そうとしている宗教団体や治療師などが存在しており、また更には、実際に騙され、酷い状態に遭わされた方々が数多く存在しており、私一人が真剣に訴えたところで、皆様方の記憶の中にある数々の事件などと重なり合う事が考えられます。よって、信用や理解などをして頂けるかが最も心配であり、大変不安なところなのです。
しかし私の能力は、他の治療方法の能力とは異なり、比較のできないほど素晴らしい能力である事を少しでも皆様に納得して頂き、お役に立ちたいと心の底から願い、たとえ、誤解が生じようともあえて、この書籍を公開しているのです。
さらに、私の身に起こった数々の不思議な体験は、実際に体験をした方なら理解ができると思いますが、一般の方々が理解をするためには多少の無理があると考えられるのです。しかも、数々の体験や心の変化は、数年間という長期にわたり体験した事柄であるため、体験内容自体が膨大にあるのです。よって、この書籍内には、その膨大な体験内容のほんの数パーセントのみしか書き記す事ができなかったのです。従って、膨大なる不思議な体験を全て書き記したものではないのです。それこそ、実際に体験した私でさえどのように表現をし、書き記したら良いのか検討もつかないほど、数々の膨大な不思議な体験があったのです。
私としては、これほど膨大に体験をし、不思議で難解である様々な内容を、全く体験談として書き記さないのでは、理解や納得などを到底して頂けないのではないかと考えたのです。そこで、重要と思われる部分のみではありますが、書き記しましたので宜しくお願いいたします。また更に、天啓気療の治療体験談についても同様であり、ごく一部の体験談を書き記してあるのです。なぜ体験談を書き記したかについては、私の特殊な能力の説明をするためには、絶対に省略ができなかったからなのです。
特殊な能力を発揮できるようになるためには、絶対に不可欠な現象、及び、体験として、チャクラの覚醒、及び、クンダリニーの上昇が必要であるからなのです。従って、何度も繰り返しますが、この私が行う天啓気療の治療方法は、チャクラが覚醒をし、クンダリニーが上昇したために発揮できる特殊能力なのです。よって、精神状態の不安定から、あらゆる病気や症状に対しても良い結果が期待できるのです。つまり、様々な病気や症状、種類などにも左右されないところが私の能力の特徴なのです。ただし、改善には個人差があり、一概には言えない場合もあります。
ところで、この書籍を読み進んで行きますと、たびたび登場する言葉や言語として、[チャクラ][チャクラの覚醒][クンダリニー][クンダリニーの上昇][エーテルエネルギー][エーテル次元][アストラルエネルギー][アストラル次元][自我意識][天啓気療]などがあります。この言葉や言語などは、この書籍の内容を理解するためには、欠く事のできないものなのです。しかし、この言葉や言語などは、普段の生活をする中では、全く聞いた事などがない方々が大半であり、理解に苦しむ事もあるのです。そこで、じっくりと考えながら読み進む事により、私が皆様に是非とも伝えたい事柄が理解できてくるものと思われます。
この書籍の様々なる内容は、哲学的になり過ぎていると感じる部分が多々あります。例えば、心のあり方とか、意識のあり方とか、自然の法則に即した自然なる愛のあり方とか、考えてみればこのような事柄が、病気や仕事を初めとし、様々な事柄などには全く関係がないように考えられます。ところが、私が天啓気療を実施していく中で、また、様々な事柄を判断する上で、この事柄が最も大事であると考えなければ、絶対に納得や理解ができない事も事実なのです。確かに、そのようなばかげた事と思われますが、一例として例外がない事もまた事実なのです。ですから、この哲学的な事は、大変重要であり大事な事柄なのです。
またさらに、本文中には様々な病気の名称や、劇的な改善例などが数多く記載されています。そこで注意をして頂きたいのは、著者である私は、天啓気療を実施はしてはいますが、医師でもなく、薬剤師でもない事を前もって知って頂き、その上で読み進めて頂きたいのです。
私は以前建築士として、建築物の図面を作成したり、工事の管理をしたりする事が仕事であり、[治療や癒しのエネルギー][手かざしによる治療や癒し][チャクラの覚醒][クンダリニーの上昇]など、全く縁のない物質世界そのものに生活をしており、そして、現代は、科学万能の時代そのものであると全く疑う事などなく信じていたのです。従って、目に見えないものなどを信じる事や、理解する事など一切無く、様々な現象や身体の変化に対して、戸惑ってしまうのも無理がありませんでした。
ところが、平成五年春頃に、一般的な常識では到底考えられないような、不思議な体験が始まったのです。それは、どのような事かと申しますと、夜遅く寝ようとして寝床につき、電灯を消してから数分が経過した頃に、目を閉じた状態でありながら、驚くほど強く光り輝く光を見たり、その強力な光が身体めがけて一気に入ってきたように感じたり、さらには、身体全体がその光に完全に包まれたようになるなど、素晴らしく、そして、想像をする事すらできないほどの不思議な体験が数々多くあったのです。その他、自分自身の意識が肉体より離脱して、その光の塊の中へ溶け込み、そして、光の塊と一体になったように見えたり、感じたりするなど、真に素晴らしく、そして、恐ろしいほどの恐怖体験現象なども混在しながら長期間にわたり数々あったのです。
その体験が始まった数日後あたりからは、手や足は勿論、全身いたるところに微弱な、時には強烈な電気でも流れているように、更には、身体全体の細胞がむくむくとうごめくような、極端に活動するような、何とも不思議な感覚でさわさわと感じるような、それこそ表現に困るような事が、眠っている時以外いつでも感じるようになってしまったのです。その後、身体の力を抜き、心を落ち着かせリラックスすると、私の身体内部からは勿論、外部からも、それこそ頻繁に、不思議な音や声などが聞こえるようにもなってきたのです。
さらにその後、臨死体験でもないようなのですが、臨死体験のように、自分の身体から意識が抜け出て、二人分の意識を持っているようになり、更には、身体から抜け出たと思われる意識の方は、様々な建物、山、川、海などの景色がきらきらと光り輝いている状態を見たり、神様の世界と言えるような、死後の世界と言えるような、大変不思議な映像を見たり、感じたりもしていたのです。その他には、例える事のできないほどの高速にて、自分自身の意識が飛んでいくのが見えたり感じたりもしていたのです。一方の、自分の身体に残ったと思われる意識の方は、横になって寝ている自分や瞑想中の自分を見たり、感じたりもしていたのです。
当初私は、自分の身体が何かわからないが、全く想像もつかないほど異常な状態になったのかと疑いを持たずにはいられませんでした。それでも私は、信じられないと否定をしながらも、様々な病気や痛み、精神的な事などにて悩んでいる数多くの方々に対し、天啓気療を実施しておりました。そのうち、私が手をかざす事により、確実に病気や痛み、悩みなどから解放されていく姿を見ているうちに、疑う余地はなくなってきたのです。
やはり、この世の中にも目には見えずとも、治療のエネルギーや癒しのエネルギー、理解や説明の不可能と思えるような、治療方法などが存在するのだと理解をし、さらには、納得もできるようになってきたのです。それでもまだ、この書籍を書き表すのにはためらいがあった事も事実なのです。
私はこれまでの十一年間、手かざしによる天啓気療を実施してきた経験はあるものの、書籍などを書いた経験は全くなく、うまく表現ができるかどうかが心配だったのです。そこで、気功やサイ能力とか超能力などに関する書籍を数多く読み、更に、気功師やサイ能力者とか超能力者と呼ばれ、そして、知られている方々を尋ね歩きました。ところが、私自身の体験した時の数々の現象内容や、天啓気療の効果とはだいぶ異なっておりました。
ところで、チャクラが覚醒する時やクンダリニーが上昇する時には、言葉では言い尽くせないほどの素晴らしい体験をする事、更には、特殊能力も出てくる事は、多くの書籍に書き記されています。しかし、実際にチャクラが覚醒する時や、クンダリニーが上昇する時には、素晴らしい事も、そして、恐ろしいほどの恐怖体験や辛い事も、肉体的には勿論の事、精神的、及び意識的にも、想像もできないほどの劇的な変化を現実には体験するものなのです。その時の実に恐ろしいほどの恐怖感や、辛い体験などについては、書き記した書籍は全くないと言っても言い過ぎでもないようなのです。
現在であっても、私のところへ来る方々から様々な情報が舞い込んで来ますので、よくよく検討はしているのですが、やはり、私が拝見したいと思う書籍や、私が体験したような現象内容について書き記した書籍などは見つからないようなのです。その他、病気とは何であるかなどを書き記した書籍なども、やはり見つからないようなのです。特に病気の原因や、万が一、病気になってしまったのなら、どのように意識を変えたのなら良いのか、また、どのような行動をしたならば改善しやすくなるかなどを説明した書籍なども見当たらないようなのです。
このままではいけない。今後、私と同じような経験や体験をするであろう、瞑想や呼吸法などの修行をしている多くの方々のためにも、また、様々な治療方法などを試しはしたが、一向に改善せず、長い間病気や痛みなどに悩み、改善を待ち望んでいる方々のためにも、そして、万が一、病気になったのなら、どのように対処したら良いのかなどに迷っている方々のためにも、文章が下手であっても、書き記す必要があるのではないかと思いながら、方々を訪ね歩きました。また、今日であっても情報や機会があれば、少しでも私自身の勉強にもなればと、方々尋ね歩いているのです。
多くの書籍などを読み、気功教室や瞑想教室などにて、訓練や指導などを受けている方々の場合には、様々な知識ができております。そこでですが、私の書き記した様々な体験内容とは、だいぶ異なっている場合があります。少しの異なりであれば理解できますが、全く異なっている場合などもあり、さらには、理解ができないような現象なども非常に数多くあるのです。また、病気の内容や症状、薬などの効果などの勉強をしていたりする場合などにも、同様に理解ができない状態になるかも知れないのです。
この件からもわかるように、一般的には無意識の世界などと表現されていたりしていますが、自我意識のあり方や心のあり方、さらには、その時の意識状態によっても変化する世界であり、どのような現象や体験があっても不思議な世界ではないのです。さらに、良く考えると、病気などもやはり、見えない世界である精神世界そのものと深い関係があるようなのです。なにぶん、この書籍の中に書かれた事は本当に珍しく、多くの書籍などにて表現されているような受け売りではなく、実際に私自身が体験したものであり、理解や納得に苦しむかも知れません。しかし、この書籍の中に記載されている内容は、私が実際に体験をし、そして、冷静になって理解した事を、忠実に感じたままに表現しておりますので宜しくお願い致します。
特に、チャクラが覚醒してクンダリニーが上昇して行く時に、身体や精神状態に現れる様々な変化現象は、物理的次元(エーテル次元)から精神的次元(カラーナ次元)に移行し、その際、心身ともに急激に変化をするため、特に、意識状態が急激に、そして、極端に変化をするため、素晴らしい事ばかりがあるわけではないのです。思いもよらないほど激しく、恐ろしく、苦しく、そして、驚くような状況なども現実には数多くあるものなのです。そこで皆様方にも、チャクラの覚醒や、クンダリニーの上昇時に体験する変化などについても、理解をして頂くと共に、知識として覚えていてほしいと思い、重要点のみではありますが、余すところなく書き記しましたので宜しくお願い致します。
ところで、私のところを訪ねる方の中にも、瞑想などの修行をしている方は少なからずいるわけですが、現実問題として、大変な恐怖感や苦しい事、更には、想像もした事もない出来事などに遭遇し、瞑想修行などを止めてしまった方々が、結構多くいる事も現実問題としてあるのです。また、私の天啓気療を受けた方の中にも、私の能力の影響を受け、チャクラの覚醒やクンダリニーの上昇が始まり、その方により体験をする内容は様々ですが、大変な苦労をしている方もあるのです。そのような状態や状況になる事も紛れもない事実であり、現状であるのですから注意が必要なのです。
前記のような事柄や、体験内容が現実として起こるのですから、もし今後皆様方が瞑想などをする機会に恵まれた場合には、くれぐれも素晴らしい事柄だけではなく、恐怖感や苦しい事も、そして、信じられないような事も、現実として体験する場合もありうると理解をして覚えておいて頂きたいのです。
なお、【天啓気療の最も注目すべき点】のところに書き記された文面は、この書籍に書き記されている内容の全てを集約しており、最も大事な部分である事を述べておきます。よって、納得するまで何度も読み返し、皆様方に理解と納得をして頂き是非お役立て頂きたいのです。
二〇〇四年十二月 著者
天啓気療――病を改善し、魂を救済する、自然法則に基づいた愛のヒーリング*目次
まえがき ------------------------------------------------ 3
T 天啓気療の能力とは・病気とは
【天啓気療とは】------------------------------------- 24
【なぜ天啓気療の能力が】 -------------------------------- 24
【天啓気療の最も注目すべき点】----------------------- 28
【天啓気療時どのように感じるのか】------------------------ 39
【不思議な体験の始まり】----------------------------- 44
【治療の能力があると言われて】---------------------------- 48
【私の使命、及び治療の方法について】----------------- 49
【気功による治療・チャクラの覚醒した人の治療】------------ 52
【天啓気療の遠隔ヒーリングについて】--------------------------- 54
【病気とはどのようなもの】-------------------------------- 55
第一に、先祖や親からの遺伝によるもの ------------- 57
第二に、外的要因によるもの ---------------------------- 58
第三に、ストレスや緊張が原因によるもの ----------- 59
【天啓気療を実施した場合、改善しやすい方】---------------- 72
【天啓気療を実施しても改善しにくい方】--------------- 79
【改善しやすい方と改善しにくい方の違い】------------------ 87
【私の病気体験から】--------------------------------- 89
【改善しやすい方になるためには】-------------------------- 94
病気のすべてが恐怖ではない ----------------------- 94
病気に気を使い過ぎてはいないか ------------------------ 96
圧力的に期待を掛けすぎてはいないか --------------- 98
自分の事ばかり考えるのも考えもの ---------------------- 101
呼吸回数が多いのも考えもの ---------------------- 104
病気の場合、過去に原因がある -------------------------- 104
病気の恐怖イメージは影響が絶大である ------------ 106
笑う門には福来(きた)る ------------------------------ 107
自分らしさの出せる好きな事を持とう -------------- 108
捨てる事とは ------------------------------------------ 110
不平不満を必要以上に述べていないか -------------- 112
自然治癒力が働いている事を信じる ---------------------- 113
病気から早く解放されるには、要約すると------------ 115
愛とはどのように表現したら良いのか---------------------- 116
【天啓気療を受ける間隔について】-------------------- 117
【好転反応と思われる現象について】(偏差と表現される事もある)--- 119
弛緩現象------------------------------------------ 121
過敏現象------------------------------------------------- 121
排せつ現象---------------------------------------- 122
回復現象------------------------------------------------- 122
検査結果------------------------------------------ 122
好転現象期間--------------------------------------------- 123
心の変化や別れについて---------------------------- 123
U O−リングテストの利用法とは
【O−リングテストについて】------------------------------- 126
【相性がわかるO−リングテス------------------------ 127
【天啓気療へのO−リングテストの応用】--------------------- 133
V お客様の天啓気療体験談
脳こうそく 男性 七十歳代 農業----------------- 138
頚椎ヘルニヤ 男性 六十歳代 会社役員------------------ 140
ひざの癌 女性 五十歳代 主婦------------------- 144
子宮癌 女性 三十歳代 事務員-------------------------- 146
乳癌 女性 三十歳代 看護師 ------------------- 147
ギックリ腰 男性 四十歳代 運送業--------------- 149
坐骨神経痛 男性 四十歳代 営業担当-------------------- 150
交通事故複雑骨折 男性 二十歳代 学生----------- 151
交通事故複雑骨折(遠隔による)男性 二十歳代 会社員---- 153
脳性小児麻痺 男性 二十歳代 会社員------------- 154
心臓疾患(不整脈など)男性 五十歳代 会社役員---------- 157
腰痛やひざの痛みなど 女性 七十歳代 無職------- 158
アトピー性皮膚炎 女性 二十歳代 大学生---------------- 159
むちうち症 男性 三十歳代 会社員--------------- 161
霊障害と思われる現象 男性 五十歳代 会社員------------ 163
病名の判明しない眼病 男性 五十歳代 会社員----- 167
C型肝炎 男性 三十歳代 職人-------------------------- 168
登校拒否 女性 十歳代 高校生------------------- 170
不妊症 二十歳代一例、三十歳代一例 -------------------- 172
逆子妊娠 三十歳代 三例 ----------------------- 174
精神的うつ症 女性 三十歳代 店員---------------------- 175
W チャクラの覚醒、及びクンダリニーの上昇について
チャクラとは】----------------------------------- 180
【チャクラの覚醒とは】------------------------------------ 183
【チャクラが覚醒すると、どのような能力が発揮されるのか】------- 183
【クンダリニーの上昇とは】-------------------------------- 184
【各チャクラの位置】------------------------------- 188
肉体ではそれぞれ次の場所に対応-------------------------- 188
【各チャクラの働き】------------------------------- 189
ムーラダーラチャクラ------------------------------------ 190
スワディスターナチャクラ------------------------- 193
マニプラチャクラ---------------------------------------- 197
アナハタチャクラ--------------------------------- 202
ヴィシュダチャクラ-------------------------------------- 206
アジナチャクラ----------------------------------- 209
サハスラーラチャクラ------------------------------------ 213
X 私が体験したクンダリニーの上昇とチャクラの覚醒について
私のムーラダーラチャクラの覚醒について----------- 216
私のスワディスターナチャクラの覚醒について-------------- 218
私のマニプラチャクラの覚醒について--------------- 222
私のアナハタチャクラの覚醒について---------------------- 224
私のヴィシュダチャクラの覚醒について------------- 227
私のアジナチャクラの覚醒について------------------------ 230
私のサハスラーラチャクラの覚醒について----------- 237
【光が見え出す】------------------------------------------ 242
【幽体離脱が始まる】------------------------------- 243
【色々な音が聞こえる】------------------------------------ 248
【神様からの声と思われる声が聞こえ出す】----------- 249
【身体が光り出す】---------------------------------------- 249
【過去の世界と思える現象が見える------------------- 251
【死後の世界や極楽浄土の世界と思える現象が見える】-------- 253
【喉の奥や腹の奥から変な声が】--------------------- 259
【身体が勝手に動き出す】---------------------------------- 260
【想像を絶する恐怖体験、及び食事が全く取れなくなる】- 262
チャクラの覚醒時やクンダリニーの上昇時、なぜ、心身的苦痛も体験するか--- 269
自我意識とは次のように述べられている ------------------ 274
【神様は絶対にいると真剣に信じる・そしてクンダリニーが上昇】-- 277
【神様に直接会って和合したような感覚になる】-------------- 281
【すべてが神様からの贈り物と自覚・嬉しくて涙が】-------------- 284
【神様とは・愛とは・宇宙とは・自然とは】---------------------- 286
【自律訓練法について】------------------------------------ 289
【呼吸法や瞑想を実施する時の注意、及び意識のあり方】---------- 293
【私の現在の状況】---------------------------------------- 299
【私からのことば】-------------------------------------------- 301
あとがき ---------------------------------------------- 304
参考図書の紹介---------------------------------------------- 308
【私からのことば】
この書籍に書かれている事は、現実に起こった私の身体や意識の変化を書き記したものなのです。そのため、多くの方々が現在までに書き記した書籍などとは異なる表現になっているところが数多くあります。私には、経験不足な点などがあるとは思いますが、興味のある方や修行をなさっている方々のためになればと、私自身が体験した事を忠実に書き記したつもりです。ただし、様々な不可思議な体験の中には、表現が困難であった事が数多くありました。なにせ、どのように表現をし、書き記したらよいのか見当どころか想像もつかない事が数多かったのです。
私が、様々な不可思議な体験をする中で、瞑想や呼吸法などの修行をする場合には、絶対に注意をしなければならないと気付いた事を書き記したいと思います。呼吸法や瞑想を実施する際に、身体の中に悪いエネルギーや、カルマなどが存在しているとイメージをするのではなく、そのようなものは最初から存在せず、私は大丈夫であるとイメージしながら行った方がよいような気がしています。なぜなら、私が体験した幽体離脱や、神様らしき光の発生源に溶け込んで、神様と一体と化し和合したように感じた時、この世に存在するすべてのもの(すべてのものとは、物質として形のあるものは勿論、形がなくても感じるものなどを含む)には、表裏は存在するが、一体であると感じると共に理解をしたのです。従って、善も、悪も、ない事になると解釈しなければならないのです。この事は実際問題として、例えば、生は善で正しく、死は悪で間違いである。健康は善で正しく、病気は悪で間違いである。などと解釈して理解している事にもなり兼ねず、必ずしも正しい事にはならないと考えられるのです。
次に、光の世界なのか、無意識の世界なのか、それとも、神様の世界(宗教の教えではマンダラの世界)なのかよくわからないのですが、そのよくわからない世界に入り込んで行く時に、どのような表現をしても、絶対に足りないほどの恐怖感を味わう事を、知識として記憶しておかなくてはいけないような気がいたします。どのような事が起こるかと申しますと、自分の存在はおろか、地球までもが自分の記憶から、そう、物質の世界である三次元の世界のすべてと言ってもよいかも知れませんが、一瞬にしてなくなる感じがするのです。そうですね、簡単に言ってしまえば死、または、無とか空そのものです。そう、一般に言われている死を恐れているうちは、うまく修行はできませんし、私の体験した事があまりよく理解できないような気がしています。
あとがき
この書籍は、哲学的になり過ぎていると感じる部分が多々あります。例えば、心のあり方とか、意識のあり方とか、自然の法則に即した自然なる愛のあり方とか、考えてみれば、このような事が病気などには全く関係がないように考えられます。ところが、私が治療をしていく中で、この事が最も大事であると考えなければ、絶対に納得や理解ができない事も事実なのです。確かに、そのようなばかげた事と思われますが、一例として例外がない事も事実なのです。もし皆さんが、チャクラの覚醒や、クンダリニーの上昇を体験したいのなら、また、病気から一日も早く開放されたいのなら、是非、心のあり方や自然の法則に即した自然なる愛のあり方について思考して頂き、常に心掛ける事をお勧め致します。
再度述べますが、もし皆さんが他人に対しての様々な件に対し、尽くせる立場にあっても尽くしていない方々の場合や、これからも尽くしていく心が内在していない場合には、まずチャクラの覚醒や、クンダリニーの上昇など無理と考えなければならないのかも知れないのです。
また、現在まで皆さんが行ってきた行為や、これから行なおうとする行為は、自然であり、自然の法則に即した自然なる愛ある行為であり、他の方々のためになる行為であるかなども、問題になるような気がいたします。能力であっても、健康であっても、自然の法則から検討して必要の無い方には、たとえ強く望んだとしても、与えられない事も事実問題として、現実にあるのですから注意が必要なのです。それは、皆さんにとってその望みは、自然の法則から検討して、相応しい望みであるのか考えるべきであるのです。特に、心のあり方や、自然の法則に即した自然なる愛のあり方が、影響をしているようなのですから注意が必要なのです。
ところで、西洋医学の先進国であるイギリスでは現在、スピリッチュアル・ヒーリングとして、一般の診療の一部として病院内にヒーリング部門が置かれています。普通の内科的治療にするかヒーリングにするか、あるいは併用治療でいくか、基本的には患者さん個人の選択により実施されているとの事です。ヒーラーになるための資格試験などもあり、更に、患者にとっては最も気になる医療保険なども、勿論対象になるというから実に素晴らしいものです。日本の医療機関においても、西洋医学一辺倒ではなく是非そうなってほしいと願うばかりです。
スピリッチュアル・ヒーリングというのは、祈りと手かざしにて癒しや治療を実施するという意味で、日本の医療機関では、ほとんど全くといっても言い過ぎではないような馴染みのない言葉や行為なのです。ましてや祈りとなると、イギリスにはキリスト教を受け入れている方が多いので、癒しや治療の方法も気軽に受け入れられていると思われるのです《キリストは、手かざしでは世界的に有名な方なのです》。
では、日本ではどうでしょうか。一般の方々にヒーラーや手かざしについて話をするだけでも、なんだ、宗教か、馬鹿なやつだとか、あの人は嘘つきであり、人を騙しているなどと言われるのが一般的のようです。日本では特に宗教を気軽に語り、また、目に見えないエネルギーなどを受け入れる事は、要因がはっきりしている訳ではないが、タブーとされ、敬遠される事が多いようです。従って、多くの皆さんが理解や納得をし、気軽にヒーリングを受け入れる事は困難であり、無理があるのかも知れないのです。しかし、皆さん、よく考えてほしいのです。自分の納得できる事や、現代科学にて証明されたものだけが正しいとは言えない事を。生命、愛、思い、喜び、怒り、哀しみ、楽しみ、苦しみ、痛み、だるい、疲れる、しびれる、寒い、暑いなど、その他、様々なエネルギーなどは目には見えなくとも確かに存在し、そして感じ、更には、科学的に絶対に解明できないものも現実に大変多くあるのです。例えば、地球が宇宙に浮いていて、自転をしながら、とてつもないスピードにて飛んでいると言われても納得ができるでしょうか。この例は、科学などにては全く解明できていないが、皆さんどの方も疑う事なく認めている事実の一つなのです。また、生命なども全く科学では証明できていない事の一つなのです。
ところで、最後になりますが、私は、人生とは心のあり方の鏡であるといつも思っているのです。何故なら、この書籍の中にも何度となく、意識的であろうが、無意識的であろうが、良き事であろうが、悪しき事であろうが、心の中に描いた事は実現すると述べてきました。要するに、現実に自分の周りで発生する事柄は、自分自身にて望んでいると解釈しなければならないのです。ですから、何度も書きますが、病気などの事柄を心の中に恐怖などとして、理由はどうであれ絶対に描いてはならないのです。
なお、日本の神社や神棚には、神鏡が備えられている事が常識となっています。この神鏡が備えられている理由は、神様の御霊を表すと同時に、神様に対して誓いをする方々に対して、自分自身の心を写しだすため、そして、自分自身に対して誓いをあらたにするために備えているのかも知れない。と、私としてはそのように考えているのです。従って、宗教などの場合であっても、私が述べていることと同様に、心の中に思い描くことを重要視しているとも考えられるのです。
参考図書の紹介
私自身が参考としていた図書を紹介する。
・宗教心理出版、本山博氏の「チャクラの覚醒と解脱」。
・平河出版社、C・W・リードビーター氏著、本山博・湯浅泰雄訳、「チャクラ」。
・潟Cザラ書房、ルドルフ・シュタイナー氏著、高橋巌訳、「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」。
・潟Cザラ書房、ルドルフ・シュタイナー氏著、西川隆範訳、「病気と治療」。
・サンマーク出版、篠原佳年氏の「快癒力」。
・医道の日本社、大村恵昭氏の「バイ・ディジタルO−リングテストの実習」などがある。
本著作は平成十五年十月、文芸社より出版されました。
(原題『天啓気療――自然の法則に即する愛は病気の改善よりも大事である』)
著者プロフィール
【著者プロフィール】
北沢 勇人(きたざわ はやと)
昭和25年7月25日生まれ
昭和49年 職業訓練指導員 合格
昭和55年 一級建築士 合格
昭和55年 宅地建物取引主任者 合格
昭和60年 一級建築施工管理技師 合格
平成5年 会社の経営内容を改善するため、能力開発の目的で、身体の力が抜け、リラックス状態の時に出る脳波・アルファ波をいつでも出せるようにと呼吸法や瞑想などを続け、その結果、突然強力な光を見る体験をして以来、病気を改善させたり、癒したりする能力を発揮できるようになる。
住 所 福島県原町市深野字宮平117番地の1
TEL. 0244-22-6823/FAX. 0244-22-6602
●東京都大田区にても開院。
●ホームページを公開しております。《天啓気療院》をキーワードに検索してご覧下さい。
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