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![]() 呼吸法を実施する場合には、鼻から吸って口から吐くのですが、次のようなイメージをしながら行う事をお薦めいたします。「神様からの愛のエネルギーにより自分は満たされ、そして守られているから大丈夫である」と意識しながら実行すると良いでしょう。 まず最初に、神様からの愛のエネルギーを呼吸と一緒に頭頂部より吸い込んで、身体の中心部を通して下腹部まで下げ、そのエネルギーによって自分の身体全体が浄化されていると意識しながら、約二秒間息を止めます。その際、下腹部に意識することを忘れないようにすることが大事なのです。その後今度は、自分の身体を浄化した後のエネルギーを身体の中心部を通して頭頂部より吐きだし、その直後再び、約二秒間息を止めます。その際、自分の身体内部は、神様の愛のエネルギーにより浄化されたので、願いが叶えられると思い込むとよいのです。 この呼吸法は、腹式呼吸が最も良い方法とされています。しかし、よほどの訓練を積んだとしても、頭頂部から一気に最下部の下腹部まで息を吸い込む事は至難の業なのです。ところが、頭頂部より下腹部(スワディスターナチャクラ辺り)までなら楽に息を吸い込む事ができます。そこで、約二秒間息を止める間に、意識として最下腹部(ムーラダーラチャクラ辺り)まで下げる事をお薦めいたします。また、腹式呼吸とは、横隔膜と下腹を使って呼吸をしなければならないのですが、その際、息を吸いこむ場合には、下腹を膨らませ、吐き出す場合には、反対に下腹を凹まさなければならないのです。その時、息を吸いにくい時には、背伸びをするような感じにすれば楽に吸えるようになります。反対に、息を吐きにくい時には、身体の力を緩めると同時に、少し前かがみになる事により吐き切りやすくなります。 呼吸法の注意点として、呼吸法を始める場合には、最初に息を吐ききる事から始めなければならないのです。息を吐かなければ新しい新鮮な空気を吸いこむ事はできないのです。それは、病気などの原因となっていると述べられているストレスなどを解消する場合と同じで、体内に滞っているエネルギーなどを入れ替えなければならないからです。 更に呼吸法に熟知してきた場合には、最初に、軽く目を閉じ、できるだけ身体の力を抜き、自分自身の周り全てに神様の愛のエネルギーが充満し、自分自身もまたそのエネルギーにより優しく包まれていると意識いたします。次に、呼吸をする度に神様の愛のエネルギーが自分自身の周りすべてより進入し、そして溶け込み、その神様の愛のエネルギーにより身体全体が浄化されていると意識する事をお薦めいたします。 なお、女性の場合には、先天的に妊娠を想定し肺呼吸になっています。よって、下腹部を使っての呼吸には適さない事になります。従って、意識的に十分なる配慮が必要なのです。 呼吸法や瞑想を実施する部屋の事ですが、一番静かな部屋で落ち着く部屋が良いのではないでしょうか。そのように落ち着く部屋でない場合には、良く呼吸法や瞑想ができないかも知れませんので、是非そのようにして頂きたいのです。できれば、暗くできる部屋ならなお結構でしょう。座り方は、まず背筋を伸ばし姿勢を整えて座ります。この時の座り方は、足を交差させる結跏趺座(けっかふざ。写真右)又は半結跏座(はんけっかざ。写真左)により足を組み、下半身を安定させて座ります。特に組みにくい時にはあぐらを組んでも良いでしょう。それでも無理な場合には、椅子などに腰を掛け安定させて座ります。その際、椅子であっても、畳や床であっても、しっかりと背筋を伸ばし安定する座り方をします。 意識のあり方には、それぞれ特徴があって当然と思いますが、私がこの方法が一番良いと感じたものを記述いたします。まず、自分自身の意識を上空二メートルぐらいに置き、その部分と、頭の天辺部分にあるサハスラーラチャクラが、いつでも和合し繋がっていると意識し、更に、上空に丸い傘の形状をしたものが存在し、その丸い傘の形状をした部分より、神様の愛のエネルギーが、自分に対してサンサンと降り注ぎ、その神様からの愛のエネルギーにより自分は十分に満たされているから、何があっても大丈夫である、と意識をしながら実施する事をお薦めいたします。もっと呼吸法や瞑想の体験が進んできた場合には、まず、軽く目を閉じ、できる限り身体の力を抜き、身体の周りすべてに神様の愛のエネルギーが充満し、優しく包まれ、そして溶け込み、その神様の愛のエネルギーにより、身体全体が浄化されていると意識する事をお薦めいたします。 ところで、チャクラに意識を集中しながら行う呼吸法や瞑想法を薦めている方がありますが、私が実際に体験した様々な現象を検討することにより、おのずと危険が隣り合わせである事が理解できると思います。従って、よほどの覚悟が備わった方でない限り、お勧めする事はできません。その他、心を安定させリラックスする方法として、自律訓練法や呼吸法の方法などを念頭に置きながら、自分なりに工夫する事でも良いのではないでしょうか。
要するに、病気や悩みなどの原因が過去にあることが知られているのですから、その過去に体験した事柄を認め許し受け流す必要があるのです。更にその時、脳波がアルファ波になっているので、何気なく成功して希望が叶えられている様子を意識すれば良いのです。そうすると、様々な悩みからも解放され、希望が叶えられると言われています。更にもっと意識の集中が進むことにより、更なる心の安定が得られ、私が、様々な体験として記述していることと、同様の体験をすることになると思います。
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