脳性小児麻痺の原因が改善し治る定義について
私は,長年脳性小児麻痺に悩む方々に対して天啓気療(天啓気功療法)による治療を実施してきました。その際感じたことがあります。それは,多くの方が脳性小児麻痺に悩んでいるとされています。ところが,私が天啓により授かった能力ならば脳性小児麻痺は容易に改善し治る,完璧に改善し治る訳ではありませんが、現在の不自由な行動からは解放されるからなど天啓気療(天啓気功療法)による治療の情報を公開しても信用して頂けないので残念に思っています。脳性小児麻痺に悩んでいるのであれば,一度でも良いから天啓気療(天啓気功療法)による治療を実施して試して頂きたいものです。
ところで脳性小児麻痺の場合は、赤線枠内の●印が付いているところに記載してある内容、脳性麻痺や脳性小児麻痺の定義、原因、症状、診断、経過、治療などについて、疑う余地が無いように専門家であっても捉えられ、理解されていることが判明いたします。
脳性小児麻痺とは
脳性小児麻痺の原因が改善し治る定義について
- 本疾患(小児脳性麻痺)は一つの「病気」ではなく「症候群」であって、その定義は国により差異があるが、受胎から生後4週以内に脳に何らかの原因で損傷を受け運動および姿勢の異常を示しその症状は一時的でなく永続的であるが、進行性に悪化することのないものの条件を満たす障害を指す。
- 妊娠時の医療的な指導が普及し、また産科技術も発達したことにより、脳性小児麻痺の発生頻度は少なくなってきているが、アメリカでは30万人、日本でも相当数の患児が存在する。
- 脳性小児麻痺とは、運動機能の学習習得以前に脳の運動神経が傷ついた病気で、機能障害の改善や治るように向上に運動機能の回復訓練(リハビリテーション)ではなく、運動機能の“学習や習得が可能となる条件”を必要とする、特殊な病気です。
- 受胎から新生児期までの間に、種々の原因で脳に非進行性の病変を起こし、その結果、永久的に四肢及び躯幹筋の痙直、麻痺、不随運動、運動失調などを生じた病態を言う。
- 脳性小児麻痺(のうせいしょうにまひ)(小児脳性麻痺)とは、出生前や出生時、あるいは出生直後に脳に受けた外傷がもとで筋肉の制御ができなくなり、けいれんや麻痺、そのほかの神経障害が起こることです。
- 脳性小児麻痺は乳児1000人につき2〜4人の割合で起こりますが、早産児にはその10倍の確率で起こります。出生時体重が非常に少なかった乳児には特に多くみられます。
- 脳性小児麻痺は病気ではありません。筋肉の動きをつかさどる脳の部分(運動野)が受けた損傷が原因で起こる症状を総称してこのように呼びます。
- 脳性小児麻痺の子供は、脳のほかの部分にも損傷がみられる場合があります。脳性小児麻痺の原因となる脳の損傷は、胎児期、出生時、出生後、乳児期の初期などに起こります。いったん受けた脳の損傷は、子供の症状が成長や成熟により変化することはあっても、それ以上悪化することはありません。子供が5歳を過ぎてから受けた脳の損傷は脳性小児麻痺とはみなしません。
脳性小児麻痺の原因について
- 患児の3割以上は出生時の体重が 2,500g以下の低出生体重児であり、脳の無酸素症や出生時の頭部外傷などが大きな原因と考えられる。過去、新生児高ビリルビン血症の治療が行えなかった時代には、それが脳性小児麻痺の大きな原因であったが、現在は稀である。先天性の脳奇形や胎児期の脳血管閉塞が原因のこともあるが数は少ない。
- 脳性小児麻痺はさまざまな種類の外傷によって引き起こされますが、たいていの場合、原因は特定できません。全体の10〜15%は出生時外傷と、出生前、出生時、出生直後の脳への酸素供給不足が原因です。風疹、トキソプラズマ症、サイトメガロウイルス感染症などの胎内感染も、脳性小児麻痺 (小児脳性麻痺)の原因となります。
- 早産児は脳性小児麻痺を特に起こしやすいのですが、その理由は、脳血管の発達が未熟な上に出血しやすいからだと思われます。血中ビリルビン値が高いことも、核黄疸(かくおうだん)と呼ばれる脳の損傷の原因になります。生後1年間は脳を覆う組織の炎症(髄膜炎)、敗血症、外傷、重度の脱水症などによって脳が傷つき、脳性小児麻痺が起こることがあります。
脳性小児麻痺の症状について
- 軽い運動機能障害(麻痺)や姿勢の異常のみのこともあるが、しばしば知的な障害やてんかん、言語・視覚・聴覚・知覚障害、嚥下障害、便秘など多彩な随伴症状を伴う。
- 脳性小児麻痺の症状は、わずかにぎこちなさを感じる程度の軽いものから、けいれんによって子供の手や脚がねじれてギプス、松葉づえ、車いすが必要になるほど重いものまで、かなり幅があります。
- 脳性小児麻痺には主に、痙性型、舞踏病アテトーシス型、運動失調型、混合型の4タイプがあります。すべての脳性小児麻痺で子供は話すことが不自由になり、話していることを理解しにくくなります。発話にかかわる筋肉の制御が難しくなっているためです。
- 脳の非運動野も影響を受けている場合があるため、脳性小児麻痺の子供の多くに精神遅滞、行動障害、視力障害、聴力障害、てんかんなどの障害がみられます。
- 痙性型は脳性小児麻痺の約70%を占めます。このタイプでは筋肉が硬くなって衰弱します。この硬直は、両腕と両脚に及ぶ場合(四肢麻痺)、主に脚に及ぶ場合(対麻痺)、片側の腕あるいは脚だけに及ぶ場合(片麻痺)、があります。硬直が及んだ腕や脚は正常に発達せず、硬くて筋力がありません。四肢麻痺のある子供が最も重症です。この障害をもつ子供の多くに精神遅滞(ときにはかなり重度の)があり、けいれんと嚥下(えんげ)障害を伴います。
- 嚥下障害があると、口や胃からの分泌物で息が詰まりやすくなります(誤嚥)。誤嚥は肺を傷つけて呼吸障害を起こします。誤嚥が繰り返し起こると肺に永久的な損傷を与えます。対麻痺のある子供は通常、精神発達は正常で、けいれんがみられることもめったにありません。片麻痺の子供の約4分の1は知能が平均より低めで、3分の1にけいれんがみられます。
- 舞踏病アテトーシス型は、脳性小児麻痺の約20%を占めます。このタイプでは筋肉が不随意に動き、正常に制御できません。腕と脚と胴体がよじれるような動き、唐突でぎこちない動きになります。強い感情が起こるとこの動きはひどくなり、睡眠中には消えます。これらの子供たちの精神発達は正常で、けいれんはめったにみられません。
- 運動失調型は脳性小児麻痺の約10%を占めますが、この型では動きの統制がとれず、動き自体もおぼつきません。筋肉衰弱とふるえもみられます。これらの子供たちは速い動きや微妙な動きがうまくできず、歩く際にふらついて脚が広く開きます。
- 混合型では以上のタイプの2つ、たいていは痙性型と舞踏病アテトーシス型の両方がみられます。脳性小児麻痺の子供ではこの混合型が多くみられます。
脳性小児麻痺の診断について
- 脳性小児麻痺の診断は乳児期の初期には容易ではありません。乳児が成長するにしたがって発達の遅れ、衰弱、けいれん、動きが統合されていないことなどが目立つようになります。
- 脳性小児麻痺は検査では特定できませんが、脳の損傷の性質を明らかにするためとそのほかの病気を探すため、血液検査、筋肉の電位測定(筋電図)、筋肉の生検、脳のCT検査、MRI検査などを行うことがあります。子供の症状が典型的な脳性小児麻痺のパターンとは異なる進展をしているように思われる場合は、さらに検査を行います。脳性小児麻痺の特定の型は、子供が月齢18カ月未満の場合には判別できないことがよくあります。
脳性小児麻痺の経過について
- 経過は脳性小児麻痺の型と程度によります。脳性小児麻痺の子供の90%以上が成人します。最も重症の脳性小児麻痺で自分ではまったく何もできない場合には、平均寿命が短い傾向があります。
- 脳性小児麻痺の治療は不可能で、障害は生涯続きます。しかし子供の可動性と自立を向上させるためにできることは多数あります。理学療法と作業療法、ギプスを用いることで筋肉のコントロールと歩行が改善し治るように感じます。
- 特にリハビリテーションを可能な限り早期に開始すると効果が上がります。硬くなった筋肉の動きを制限している腱(けん)を手術で切断したり伸ばす場合もあります。脊髄(せきずい)から延びている神経根の一部を切断することでけいれんが良くなることもあります。言語療法を行うとよりはっきりと話せるようになり、嚥下障害も良くなります。
- けいれんには抗けいれん薬を投与します。ダントロレンやバクロフェンなどの経口薬を筋緊張に対して用いることがありますが、副作用があるので使用は限られます。新しい治療方法として侵されている神経と筋肉に直接投薬する方法があり、ボツリヌス毒素をけいれんしている筋肉に注射します。
- 脳性小児麻痺の子供に重度の知能障害と身体障害がなければ、彼らは正常に成長して普通の学校にも通えます。重い障害がある子供は理学療法や特別の教育を受ける必要があり、日常生活がかなり制限されるので生涯を通じてケアや介助が必要です。しかし重度の障害がある子供でも、教育や訓練の効果があります。
- 脳性小児麻痺の子供をもつ親のための情報提供やカウンセリングなどがあり、子供の状態と可能性を理解する手助けをしてくれます。何か問題が起こった際には支援もしてもらえます。愛情に満ちた親のケアと地域医療団体や社会復帰リハビリテーション組織などの支援があれば、脳性小児麻痺の子供の能力を最大限まで伸ばすことも可能です。
脳性小児麻痺にはどんな治療をする
- 全く障害が無い状態にする、すなわち“治る”ための治療方法はありません。ですから、治療としては障害があっても、姿勢・運動、摂食、発語などをうまくコントロールしていけるように援助することが目標となります。
- まず、医師の診察で麻痺のタイプ・程度および発達の程度を評価し、それにあった訓練の目標を定めます。訓練には、移動する機能を向上させるための理学療法と、手をつかった日常生活動作を向上させるための作業療法があります。病院の外来における訓練は、そこで適切な訓練の方法を学んでいただくことが中心で、訓練そのものは自宅で継続していくことが大事になります。
- この他に整形外科医に動きをサポートするための装具を作っていただいたり、車椅子や杖などの補装具を作っていただいたりします。また、足の変形をなおす手術を行う場合もあります。
脳性小児麻痺に悩まされている方々に驚かされる事柄がある。それは、私は病気の早期改善や治ることを望むなら、自然なる愛が必用だと何度も述べています。その自然なる愛を意識しているものとは考えにくいのですが、その自然なる愛そのものを全ての方が持ち合わせていたことなのです。それこそ「愛とはこういうものだよ」と語りかけるように。
何度も述べることになるが、病気などの早期改善や治るチャクラの覚醒などを望むなら、脳性小児麻痺方々の心の状態を考えてみるべきなのかも知れない。確かに、この方々場合には、長い間悩んでいたはずなのです。しかし、何故心に素直さあり澄み切っているのか分かりませんが、とにかく素直であり澄み切っているのです。治療を行っているこちら側の心までもが洗われることも事実です。また、喜びを表す行為も一般の方々とは全く違っているのです。勿論、言うまでもないのですが、改善や治る様子も一般の方々とは異なっているように感じます。
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